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良い税理士の見つけ方
2023.10.16
こんにちは!
長い夏が終わり、いっきに秋めいてきました。なんだか変化が極端で、体が慣れるのを待たずに季節が移ろっているようです。
さて、我々税理士は今現在80,000人以上が登録していますが、一般の飲食店やショップのように一般の方々に万人にとって仕事をしているわけではありません。 なにか税務の悩みを持たれた方や、商いを始めた方のお手伝いをする仕事です。
なので、サービスを紹介する手段はこういったウェブサイトや、実際に連絡を取らない限りはじまりません。 これは税理士に馴染みのない方が税理士を探す上で大きな壁だと感じました。
では、税理士を探されている方にとって、「良い税理士」とはどんな税理士なんでしょうか。これは私にとっても自問自答を繰り返すところではありますが、あえてざっくばらんな一言でいえば 「気の合う税理士」 ということに尽きると思います。
もちろん、報酬の安さなど、経営者にとって最初に思い浮かぶポイントもあるでしょうし、考えないわけにはいきません。 ところが、中小規模の経営者にとって税理士は財布の中身から業務上の資料など、かなり広範囲にわたって情報を渡さなくてはなりません。
ですので、信用できるかどうか、経営者にとって情報を渡しても構わないか、という点は非常に大切です。
また、税理士は決算書を作成するのも大切な仕事のうちの一つですが、中長期的な将来に向けての税務相談を受けることもよくあります。このような質問に答えるためには財布の中身だけではなく、税理士が相談者の家庭環境について深く聞き取りをすることになります。
このような場合に、税理士に対する「話しやすさ」がモノをいいます。
気に入らない質問をされただけで機嫌を損ねるような税理士に相談したいと思う人はいません。
自分の言いたいことをよく聞いて、よく受け止めてくれる税理士が相談者にとってよい税理士だと思います。
万人に性格の合う税理士はいませんが、相談者の方にとって性格の合う税理士はきっといるはずです。
今は制度についての情報はいくらでもインターネットで手に入る時代。
今こそ「人と人」の関係がモノをいう時代だと思います。