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税理士証票の交換をしてきました。

2023.09.11

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税理士が自分の身分を証明する方法としては、一般の方は「税理士バッジ」が思い浮かぶことと思います。

実際、税理士のシンボルマークがそのままバッジになっているので私たち税理士にとってもバッジのほうが馴染み深いのが正直なところです。

ただ、公的には「税理士証票」というものも私たち税理士にとって大切なものなのです。

このちょっと簡易に見えるカードですが、税務調査の際に自らの地位を表明するものは税理士バッジではなく、この証票ということになります。

税理士登録を行うと「税理士証票交付式」という式に赴き、税理士会単位会の会長から直接渡されることになります。

実際受け取る際には身が引き締まる思いだったことが思い出されます。

ご覧いただくとわかるのですが、個人的な住所などは記載がなく、税理士と税理士事務所の関係を明らかにされることが目的であるため、免許証やマイナンバーカードのように普段の生活で身分証明書として用いることはあまりありません。

今回は税理士事務所が独立により変更となったため、税理士会で受け取ってきました。

余談ですが、この税理士証票、以前は有効期限のようなものがありませんでした。

よって、変更事由がない限り廃業まで何十年経っても同じものを用いることもあったのです。ただ、大人とはいえ人相は変わっていくので、税理士証票を見せても「お子さんのものではだめですよ」と言われてしまうという冗談もよく聞きます。

今は10年ごとの交換が義務付けられていますので、なにもなければ10年後に交換することとなります。

その頃の私は52歳。なるべく恥ずかしくないよう見た目はキープしていきたいと思います。笑